***** 映画:ニューヨーク公共図書館 *****
昨日、四条烏丸の「京都シネマ」へ表題の映画を観に行ってきた。
かなり評判のいい映画らしい。映画館のホームページを調べたら混雑しているとでていた。
上映は午前11時からだったが1時間半前に行ってチケットを購入。入館順位の番号は48。
座席数は104とあったからこの時間でほぼ半数が売れたんだからやっぱり客の入りはいいようだ。
立ち見席も販売していたが上映時間が3時間30分だから、立ち見ではちょっと辛いだろう。
この映画を観るきっかけは最近買った岩波新書がきっかけだ。
一か月ほど前に岩波新書の「未来をつくる図書館 ――ニューヨークからの報告――」
(菅谷 明子 著)購入。その帯にこの映画の宣伝がついていてちょっと興味が惹かれった。
*本の情報は下記のURLに〜
本の帯には5月18日から「岩波ホール」ほかで順次全国でロードショーとあった。
それがやっと「京都シネマ」に巡ってきたのだろう。
それがやっと「京都シネマ」に巡ってきたのだろう。
上映時間3時間30分というのは結構長い。
しかもドラマのような起伏や音楽があるものではなくセリフ部分が多い。
見終わった後は結構疲れた、というのが実感ではある。
しかし、見応えのある映画だった。
しかし、見応えのある映画だった。
最近のアメリカはトランプ大統領になって以降はこれまでのアメリカの印象が崩れてきている。
でもこの映画の中のアメリカは、これまで見ていたアメリカの姿があった。
図書館運営に関する会議や、黒人差別の問題や、或いは作家へおインタビューのシーンなど
討論の場面や会議の様子など語りの部分が結構細かく描かれていて問題点や核心部分が理解できた。
図書館業務の中に、就活や起業の支援、カルチャーセンターのような講座、子供の教育支援など広く地域と関わった活動も入っているのに日本との違いを感じる。
目を見張るのはIT関連の支援に力を入れている事だ。
使い方を含めた講座の開講や接続機器の貸し出しなどもやっている。
いろんな問題を抱えながらの図書館の姿が見られた。
所々でニューヨークの場面や、図書館内とその周辺の美しい光景。
図書館職員の裏の作業や訪れた閲覧者対応している場面などドキュメンタリー映画らしいシーンも織り込まれ気分を和ませてくれる。
高齢になると映画鑑賞も一苦労だが、見終わるといい映画ははまた見たいと思わせてくれる。
【映画館の待合室に置いてあったちらし】