***** 御 香 宮 2020年 *****
御香宮は我が家の氏神でもある。何かというと参拝にはよく行く方だと思う。
伏見に引っ越してくるまでは京都駅に近い梅小路に65年はど住んでいたのだが、ここでの氏神は松尾大社だった。
ここも名前は知られた神社ではあったのだが、場所が嵐山の近くであり自宅から結構遠いのが難点。お参りに行く事は少なかった。
コロナ禍と猛暑で何かとリスクが多い高齢者ともなれば外出することも少なく、
最近は家の中で過ごすことが多い。
たまに外出するのも大手筋商店街。8月26日に買い物があったので商店街に出たついでに御香宮へ寄ってみた。何回も来ている神社ではあるのだが、視点を変えてゆっくりとお参りしてきた。
こうして写真に撮ってみると、なんとなく回って見てるだけというが事を多いことを改めて知る。
今はコロナの影響で祭りも簡素な形式で(居祭り)行われるそうだ。
*撮影 : 2020年 8月26日(水) *カメラ : iPhone11
*** 御 香 宮 境 内 ***
【 御 香 宮 表 門 】(重要文化財)
*国の重要文化財に指定されている。
1622年に徳川頼房が伏見城の表門を寄進、移築したもの。
以下の写真は表門の天井部分です。
【大手筋木鳥居旧基礎石】
表門をくぐって直ぐの右手に展示してある石柱は江戸時代に紀州徳川頼信が石鳥居を奉納した際の基礎石。
【 伏 見 義 民 事 績 碑 】
表門を入ってすぐの左手にあるの「伏見義民碑」とその脇に祠がある。
ここは入り口が閉じられていて中には入れない。
1785年に伏見の町人7名が伏見奉行の悪政を幕府に直訴したが獄死している。
この7名を供養、顕彰したもの。残念ながら柵の外側からしか拝められない。
【 拝 殿 】
* 拝殿の極彩色の装飾 (この写真は2018年11月7日撮影)
【 本 殿 】
*国の重要文化財に指定されている。
極彩色の彫刻は1990年(平成2年)の修復で復元されたもの。
【 御 香 水 】
本殿の左に伏見の名水として知られる「ごこうすい」が湧き出ている。
【 務 所 前 の ソ テ ツ 】
本殿建設時(1605年)に近い頃から植えられた可能性があると言われている。
南方系の植物だが覆いなしで越冬して開花結実している。
【 御 香 宮 神 幸 祭 】
京都のどの神社もコロナ感染拡大防止のためにお祭り行事は中止となっている。
御香宮神社も例年10月の上旬の日曜日に神幸祭が行われ、境内には露店も出て地区の大きな祭礼となっている。
しかし、ここもお祭りは居祭りとなり、花笠や神輿の重工も中止となった。
露店も出ないようで子供たちにも寂しいお祭りになる湯だ。
パソコンの中に2018年の神輿の模様を撮った動画が残っていたので短い動画に編集してみた。
posted by T.Hatayama at 21:06|
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